iPhoneでデータ移行する方法を徹底解説！クイックスタート以外のやり方も紹介

新しくiPhoneを機種変更した際に現在使用中のスマホからデータ移行をすることで、連絡先や写真などの大事なデータを移し替えられます。

ただしバックアップをしっかり取っておかないと、万が一のトラブルが起きた場合にデータが消えてしまう可能性も。

しかし実際データ移行をする際に「データ移行の方法が分からない」「自分で行うのは不安」といった、悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか？

本記事ではiPhoneのデータ移行方法について、クイックスタートやその他のやり方を徹底解説。

本記事で分かること

データ移行を行う際の注意するポイントや、自分で行うのは不安という方に向けて店舗サポートが受けられる格安SIMも紹介しています。

iPhoneでデータ移行を失敗せずに行う方法を知りたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。

データ移行を任せられる
おすすめ格安SIM！

iPhoneでデータ移行をする前に必要な準備・やること【買い替えで携帯を機種変更した際など】

iPhoneでデータ移行をする前に必要な準備・やることは、以下の通りです。

iPhoneのデータを移行する際には、新しい端末だけではなく古い端末が必要になる作業もあります。

古い端末はすぐに下取りに出さず、iPhoneへデータ移行が終わってから下取りに出すのがおすすめです。

まずは上記の必要な準備をしてから、データ移行を行いましょう。

自分でiPhone(アイフォン)のデータ移行をするやり方・手順を解説【項目別】

自分でiPhoneのデータ移行をするには、以下のやり方・手順があります。

iPhoneのデータ移行を項目別に詳しく解説するので、自分で行う際の参考にしてくださいね。

クイックスタートでデータ移行をする方法【iPhoneからiPhoneにおすすめ】

iPhoneからiPhoneにデータ移行する場合は、データ移行元の端末と移行先の2台のスマホを使って移行するクイックスタートがおすすめです。

クイックスタートでデータ移行する方法

クイックスタートを使用したデータ移行の際には、Wi-Fiなどのネット環境が必要になります。

データ転送が終わるまで、2台のスマホは近づけて電源も入れたままにしておきましょう。

iCloudでiPhoneのデータ移行をする方法

iCloudでiPhoneのデータ移行をする場合は、以下の手順で行います。

iCloudでデータ移行をする方法

iCloudは無料で使えるストレージは5GBまでとなっているので、超過する場合は以下のデータ容量の購入が必要です。

iPhoneで5GB以上のデータ移行を行う場合は、パソコン・iTunesを利用した移行方法がおすすめと言えます。

パソコンでiTunesを起動してiPhoneのデータ移行をする方法

パソコンでiTunesを起動してiPhoneのデータ移行をする方法は、以下の通りです。

iTunesでデータ移行する方法

iTunesを利用したデータ移行はパソコンが必要になりますが、普段からバックアップを作成している方ならスムーズに行えます。

データ移行する際に、「iPod、iPhone、およびiPadを自動的に同期しない」をチェックするのを忘れないようにしましょう。

android(アンドロイド)スマホからiPhoneにデータ移行をする方法

androidスマホからiPhoneにデータ移行をする方法は、以下の通りです。

データ移行を行う際には、AndroidとiPhoneの電源を入れてWi-Fiが有効になっているかを確認しておきましょう。

もしも転送がうまくいかない場合は、AndroidとiPhoneの両方を再起動してからやり直してみてください。

Android外付けのMicroSDカードのデータも含めて転送されるので、事前にiPhoneのデータ容量が足りているか確認しておきましょう。

iPhoneでデータ移行を行う際の注意点

iPhoneでデータ移行を行う際の注意点は、以下の通りです。

iPhoneのデータ移行を行う際の注意点について、以下でさらに詳しく解説するので確認してみてくださいね。

iPhoneのクイックスタートでデータ移行できないものがある

iPhoneのクイックスタートは便利な移行方法ですが、以下のものはデータ移行できません。

LINEのトーク履歴に関しては、事前にバックアップを行っておくことでデータ移行が可能になります。

iTunesでダウンロードしたコンテンツは、クイックスタートでデータ移行後にiTunesにアクセスすれば無料でダウンロード可能です。

Apple Payに登録したカード情報に関しては、データ移行後に再登録が必要になります。

データ移行先のiPhoneのストレージ容量に気をつける

移行前のデータ量が移行先のiPhoneのストレージ容量よりも大きい場合、データ移行ができないので気をつけましょう。

移行先のiPhoneのストレージ容量が足りない場合は、移行元のiPhoneのデータを削除するなどして対応する必要があります。

データを削除したくない場合はiCloudが5GBまで、Googleフォトが15GBまで無料で利用できます。

無料の保存容量を超える場合は、iCloud・Googleフォトともに有料プランも用意されているのでストレージを購入しましょう。

現在利用中のiPhoneで登録していた一部のアプリには引き継ぎ作業が必要

iPhoneのデータ移行をする際には、現在利用中のiPhoneで登録していた一部のアプリの引き継ぎ作業が必要です。

LINEのトーク履歴やゲームアプリ・Suicaなどはクイックスタートなどでの移行後、別の引き継ぎ作業が必要になることがあります。

LINEのトーク履歴はデータ移行元の端末でバックアップを作成しておく必要があるので、忘れないようにしましょう。

ゲームアプリはそれぞれのアプリによって引き継ぎ方法は異なりますが、データ移行元の端末が必要になる場合があります。

古い端末を下取りに出す際には、アプリなどの引き継ぎがすべて終わってからがおすすめです。

初期設定を終えるとデータ移行ができない

iPhoneのデータ移行を行う際には、初期設定を終えるとデータ移行ができない点に注意が必要です。

データ移行先のiPhoneの電源を入れると、初期設定をするようにナビゲーションされます。

この時に初期設定を行ってしまうと、データ移行が不可に。

もし移行先のiPhoneの初期設定を行ってしまった場合は、もう一度iPhoneを初期化しましょう。

初期設定を終えたiPhoneを初期化すれば、データ移行が可能になります。

iPhoneのデータ移行でエラーが出る原因と対処法【クイックスタートができない理由は？】

iPhoneのデータ移行でエラーが出てクイックスタートができない原因は、以下の通りです。

上記のクイックスタート時にエラーが出る原因には、それぞれ対処法があります。

以下で原因と対処法について詳しく解説するので、エラーが出てデータ移行ができない方は参考にしてくださいね。

iOSのバージョンが古い

iPhoneのクイックスタートは、iOSが12.4以前のバージョンの場合は利用できません。

また移行先・移行元のiOSのバージョンが異なっても、クイックスタートは利用できないので注意が必要です。

iPhoneのデータ移行を行う際には、以下の手順で移行先・移行元の2つともiOSを最新バージョンにアップデートしておきましょう。

iPhoneのiOSを最新バージョンにする際には、Wi-Fiなどのネット環境が必要です。

iPhoneの初期化ができていない

移行先のiPhoneを初期化していないと、クイックスタートでのデータの移行はできません。

データ移行先のiPhoneの設定をデータ移行前にしてしまった場合は、設定を初期化してやり直す必要があります。

上記の方法でiPhoneを初期化すれば、クイックスタートでデータ移行が可能です。

Apple IDの設定ができていない

Apple IDの設定ができていない場合も、クイックスタートでデータ移行ができずエラーになります。

Apple IDがなくてもiPhoneの利用は可能ですが、クイックスタートを利用するためにはApple IDが必要です。

iPhoneをデータ移行する際にはApple IDが求められることが多いので、事前にIDを確認してメモなどで忘れないようにしておきましょう。

データ移行するiPhoneの容量が不足している

データ移行先のiPhoneのストレージ容量が不足している場合も、データ移行ができません。

データ移行を行う前には、移行元のデータ容量と移行先のデータ容量の確認をしておきましょう。

もし移行先のデータ容量が不足している場合は、以下の方法で対策を行う必要があります。

写真や動画を削除したくない場合は、15GBまで無料で利用できるGoogleフォトなどのストレージも活用しましょう。

有料ストレージを利用してデータを移動させる際には、以下の料金でiCloudのストレージ容量を増量するのも可能です。

iCloudは50GBまでなら月額130円(税込)で利用可能なので、お手軽に大切なデータの保存ができます。

アプリごとの引き継ぎ方法

iPhoneをデータ移行する際のアプリごとの引き継ぎ方法は、以下を参考にしてください。

LINEアプリの引き継ぎは、データ移行前にトーク履歴のバックアップをとっておく必要があるので忘れないようにしましょう。

ゲームアプリの引き継ぎ方法は各アプリによって異なるので、ゲームアプリの公式サイトで確認してください。

データの引き継ぎにはデータ移行前のスマホが必要になる場面が多いので、全てのデータが引き継がれるまでは下取りに出さないのがおすすめです。

自分でデータ移行を行うのが不安な方は店舗対応可の格安SIMがおすすめ

乗り換え時に自分でデータ移行を行うのが不安な方は、以下のような店舗対応している格安SIMがおすすめです。

店舗でデータ移行を行ってもらう場合は有料になりますが、慣れたスタッフが行ってくれるので失敗する心配がありません。

データ移行だけではなくアカウントの設定やアプリの設定まで行ってくれることもあるので、必要な方は店舗で確認してみましょう。

iPhone(アイフォン)のデータ移行に関するよくある質問と回答

iPhone(アイフォン)のデータ移行でよくある質問と回答は、以下の通りです。

iPhoneのデータ移行でよくある質問の回答を、以下でさらに詳しく解説します。

Q1：iPhoneのデータ移行で一番簡単にできる方法は？

iPhoneのデータ移行で一番簡単にできる方法は、クイックスタートを利用する方法です。

クイックスタートならデータ移行前・移行後のそれぞれの端末があれば、簡単にデータ移行が行えます。

クイックスタートは便利なデータ移行方法ですが、移行できないものもあるので注意が必要です。

データ移行できないものに関しては個別で対応が必要なので、事前に確認しておきましょう。

Q2：iPhoneからiPhoneに機種変更したらアプリは引き継げる？

iPhoneからiPhoneに機種変更したほとんどのアプリは引き継ぎ可能ですが、古いアプリは引き継げないことがあります。

App Storeで配信が停止・終了しているアプリは引き継げないので、アプリを残しておくためには古い端末を残しておかなくてはなりません。

アプリを引き継ぐ際には、データ移行前のAppleiDでiCloud やApp Storeにログインすれば問題ありません。

ゲームアプリなど一部のアプリでは、個別のデータ移行手続きが必要なので各アプリの情報を確認してみましょう。

Q3：iPhoneの機種変更でデータ移行をしたら何ができる？

iPhoneの機種変更でデータ移行をしたら、移行前のiPhoneと同じように新しいiPhoneを利用できるので便利です。

これまで撮り貯めた写真や動画も、そのまま新しいiPhoneに引き継げます。

移行前のiPhoneで利用していたアプリも同じように使用できるので、1つ1つ設定する必要がありません。

ただし一部のアプリは個別設定が必要で、古い端末が残っていないと移行できない場合があるので注意しましょう。

Q4：クイックスタート以外で携帯端末をデータ移行する方法は？

クイックスタート以外で携帯端末をデータ移行する方法には、以下のものがあります。

クイックスタートは2台の端末を近づけるだけで簡単にデータ移行ができますが、上記の方法では少し手間が必要です。

クイックスタートが利用できない場合でも、問題なくデータ移行はできるので安心してください。

上記の方法の他にも、各キャリアが独自にデータ移行に使えるアプリを提供している場合があるので確認してみましょう。

iPhoneのデータ移行は手順を確認しておけば自分で簡単にできる

iPhoneのデータ移行は、以下の方法で行えば自分で簡単にできます。

iPhoneのデータ移行は元の端末が必要になる作業もあるので、下取りに出す場合はデータ移行がすべて終わってからにしましょう。

事前に手順を確認しておけば、iPhoneのデータ移行はそれほど難しくありません。

iPhoneを機種変更する際には、ぜひ本記事を確認して自分でデータ移行を行ってみましょう！