「ポケットWi-Fiってどういうもの?便利にネットが使えるの?」
「ポケットWi-FiとWiMAXは違うの?」
ポケットWi-Fiという言葉を聞いたことはあっても、具体的にわからない方も多いのではないでしょうか。
また自分の生活にどのようなメリットをもたらすのか、理解できていない方もいるかもしれません。
この記事ではおすすめのポケットWi-Fiや選び方を解説していきます。
ポケットWi-Fiの使い方や利用方法を熟知し、生活に取り入れてみたい方はぜひ最後までお読みください。

結論、ポケットWi-Fiで最もおすすめはGMOとくとくBBのWiMAXです。
GMOとくとくBBWiMAXをおすすめする理由は、以下の4つ。
- 対応エリアが広い
- 月々のデータ容量が無制限
- 軽量で持ち運びやすいモバイルルーター
- 最短即日発送(平日15:30、土日祝日14:00までの申込で)
軽量で持ち運びやすいのは、ポケットWi-Fiにとって嬉しいポイントです。
また乗り換えの方は最大49,000円のキャッシュバックがあるので、公式サイトをチェックしてみてください。
GMOとくとくBB WiMAX公式サイト
https://gmobb.jp/wimax/waribiki/
おすすめのポケットWi-Fiはこれ!人気ランキング16選【比較表あり】
ここでは、人気のポケットWi-Fiサービスを15社に絞って紹介します。
プロバイダ名 | 契約期間 | 月額料金(税込) |
---|---|---|
GMOとくとくBB WiMAX | 3年 | 1~2ヶ月目:2,079円 3ヶ月目以降:4,389円 |
楽天モバイル | 3年 | ~3GBまで:1,078円 3GB~20GBまで:2,178円 20GB以上:3,278円 |
THE WiFi | なし | ~1GBまで:1,298円 1GB~5GBまで:1,628円 5GB~20GBまで:2,068円 20GB~40GBまで:2,596円 40GB~100GB:3,960円 |
Air WiFi | 1年 | 契約縛りあり:3,278円 契約縛りなし:3,608円 |
どんなときもWi-Fi | なし | 638円~2,838円 |
どこよりもWiFi | 2年 | 2,508円 |
モンスターモバイル | なし・2年 | 1,980円~ |
MUGEN WiFi | 2年 | 3,718円 |
Zeus WiFi | 2年 | 2,178円〜4,268円 |
ソフトバンクPocket Wi-Fi | なし | 5,280円 |
クラウドWiFi東京 | なし | 2,580~3,718円 |
hi-ho Let’s WiFi | 2年 | 3,828円~ |
UQ WiMAX | 2年 | 4,268円 |
BIGLOBE WiMAX | 1年 | 1ヶ月目:1,166円 2~24ヶ月目:3,355円 |
カシモWiMAX | なし | 1ヶ月目:1,408円 2ヶ月目以降:4,818円 |
地球WiFi | 3年 | 3,278円 |
それぞれに特徴があるので、重視するポイントを踏まえ自分に合ったポケットWi-Fiを探しましょう。
【GMOとくとくBB WiMAX】すべてを兼ね備えた良質なサービス

GMOとくとくBB WiMAXは、対応エリアが広い・通信速度が速い・データ容量が無制限のポケットWi-Fiサービスです。
他サービスと比べると月額料金がやや高いですが、「その金額以上の価値がある」と高く評価されています。
容量無制限で5Gの回線を利用できるので、高速通信を気兼ねなく利用可能。
自宅でヘビーにインターネットを利用しつつ、外出先でも頻繁に動画を視聴したいニーズにも応えています。
契約期間 | 2年 |
---|---|
月額料金 | 初月~2ヶ月目:1,474円 3~36ヶ月目:3,784円 37ヶ月目以降:4,444円 |
事務手数料 | 3,300円 |
端末代金 | 21,780円 |
\ データ容量が無制限 /
GMOとくとくBB WiMAX公式サイト
https://gmobb.jp/wimax/waribiki/
【楽天モバイル】コスパの高い容量無制限サービス

楽天モバイルが提供するポケットWi-Fi最大の武器は、容量が無制限にも関わらず月額料金が安いことです。
また契約期間の縛りがないため、いつ解約しても違約金はかかりません。
試しに利用してみて、もし自分のエリアで思うように活用できないならすぐに解約してOKです。
唯一のデメリットは、対応エリアがやや狭いこと。
楽天モバイルは大手キャリアに数えられますが、プラチナバンドと呼ばれる建物内で有利な電波周波数を利用できないため通信しにくいケースがあります。
都市部に住んでいる方ならほぼ問題はないので、コスパの高さがもたらす恩恵を十分に受けられるでしょう。
契約期間 | なし |
---|---|
月額料金 | ~3GBまで:1,078円 3GB~20GBまで:2,178円 20GB以上:3,278円 |
事務手数料 | 無料 |
端末代金 | 4,401円 |
\事務手数料が無料 /
【THE WiFi】クラウドWi-Fiのため対応エリアが広い

THE WiFiは、1ヶ月のデータ容量が100GBと定められているクラウドタイプのポケットWi-Fiです。
100GBと大容量であり、サイズの大きな動画を頻繁に視聴する方でなければ十分なデータ容量でしょう。
クラウドWi-Fiのため、回線状況に応じて最も適したキャリアの回線を掴んでくれるのが便利な点です。
クラウドWi-Fiはキャリアすべての回線を利用できるため、ほとんどの地域で利用できるでしょう。
契約期間 | なし |
---|---|
月額料金 | ~1GBまで:1,298円 1GB~5GBまで:1,628円 5GB~20GBまで:2,068円 20GB~40GBまで:2,596円 40GB~100GB:3,960円 |
事務手数料 | 3,300円 |
端末代金 | 無料レンタル |
\ データ容量が100GB/
THE WiFi公式サイト
https://thewifi.co.jp/
【AIR WiFi】コスパの高いクラウドWi-Fiサービス

AIR WiFiは、月額3,278円で毎月100GBを使えるクラウドタイプのポケットWi-Fiです。
クラウドWi-Fiサービスの中では月額料金が最安値に近く、コスパを重視する方におすすめのサービスとなっています。
MVNO回線のためお昼休みなどの混雑時に回線速度が落ちることもありますが、基本的には快適に利用可能。
対応エリアが広く、どこでも使えるのが嬉しいポイントです。
コスパを重視する方は、AIR WiFiに申し込んでみましょう。
契約期間 | 1年 |
---|---|
月額料金 | 契約縛りあり:3,278円 契約縛りなし:3,608円 |
事務手数料 | 3,300円 |
端末代金 | 無料レンタル |
\ クラウド型wifiの中でも料金が安い /
AIR WiFi公式サイト
https://wifi-airwifi.com/
【どんなときもWiFi】月額638円~で気軽に利用可能
出典:どんなときもWiFi公式サイト
どんなときもWiFiは、月額638円(税込)から手軽に契約できるポケットWi-Fiです。
WiMAXとポケットWi-Fiのどちらか選択でき、ライフスタイルにあったほうを選択できるのも嬉しいポイント。
ポケットWi-Fi(クラウドSIM)の方は月額638円から利用でき、他のキャリアと比較しても申し込みしやすいでしょう。
サポートも充実しており、初めてのポケットWi-Fiを検討している方にもどんなときもWiFiはぴったり。
外での使用頻度が少なく、データ容量をあまり使わない方やポケットWi-Fi代を節約したい方におすすめです。
契約期間 | なし |
---|---|
月額料金 | 638円~3,960円 |
事務手数料 | 3,300円 |
端末代金 | 0円 |
\端末代無料で月額638円~!/
どんなときもWiFi公式サイト
https://donnatokimo-wifi.jp/
【どこよりもWiFi】7日間以内なら無料で解約可能

どこよりもWiFiは、ドコモ回線を利用しているポケットWi-Fiサービスです。
日本のキャリアの中で最も対応エリアが広いため、よほど特別な地域でなければ回線がつながらないといったトラブルに巻き込まれることはありません。
データ容量は月100GBと多く、大量に動画を視聴しない限り容量不足に困ることはないでしょう。
また7日以内であれば無料で解約できる仕組みを整えているので、自分に合わなければノーコストで乗り換えられるのも嬉しいポイント。
気軽にお試しできるのが、どこよりもwifiのメリットといえるでしょう。
契約期間 | 2年 |
---|---|
月額料金 | 2,508円 |
事務手数料 | 3,300円 |
端末代金 | 550円×36回払い |
\ 7日以内で解約料金一切なし! /
どこよりもWiFi公式サイト
https://wifi.dokoyorimo.com/
【モンスターモバイル】さまざまなプランから選択可能

モンスターモバイルは、契約期間や容量を複数のパターンから選べるポケットWi-Fiサービスです。
少ない容量でも大丈夫な方は安いプランを選び、たっぷり使いたい方は大容量プランを選ぶといった柔軟な使い分けが可能となっています。
また14日間のお試しキャンペーンが設けられており、契約したあとに「うまくネットに繋がらない」「回線速度が遅い」といった悩みがあれば無料で解約可能。
さまざまなニーズに応えてくれるため、サービス選びに時間を使いたくない方も一度試してみてはいかがでしょうか。
契約期間 | なし・2年 |
---|---|
月額料金 | 1,980円~ |
事務手数料 | 3,300円 |
端末代金 | 無料レンタル |
\ 選べる料金プランが魅力 /
モンスターモバイル公式サイト
https://monster-mobile.jp/
【MUGEN WiFi】お試し期間が30日間と非常に長い

MUGEN WiFiは、月100GBの容量を使えるクラウドタイプのポケットWi-Fiサービスです。
月額料金は3,718円と、クラウドタイプのサービスとしては平均的なものになっています。
最大の特徴は、30日間のお試し期間が用意されていることです。
全額返金制度のあるサービスは他にもありますが、30日間の長期にわたるところは他にありません。
解約のハードルが非常に低く、試しでポケットWi-Fiを利用したい方におすすめのサービスといえるでしょう。
契約期間 | 2年 |
---|---|
月額料金 | 3,718円 |
事務手数料 | 3,300円 |
端末代金 | 無料レンタル |
\ 30日間のお試し期間あり /
MUGEN WiFi公式サイト
https://mugen-wifi.com/
【Zeus WiFi】3つのプランから選べるクラウドタイプのサービス

Zeus WiFiは、20GB・40GB・100GBの3つのデータ容量プランの中から選べるポケットWi-Fiです。
最も容量の低い20GBタイプを選べば、月額は2,178円とリーズナブルに利用できます。
クラウドWi-Fiであるため対応エリアが広く、状況に応じて適切な回線を使用可能。
またクレジットカードがなくても契約できる数少ないポケットWi-Fiサービスなので、何らかの事情でクレジットカードを持っていない方にもおすすめです。
契約期間 | 2年 |
---|---|
月額料金 | 2,178円〜4,268円 |
事務手数料 | 3,300円 |
端末代金 | 無料レンタル |
\ データ容量に合わせて3つのプランあり /
Zeus WiFi公式サイト
https://zeus-wifi.jp/
【ソフトバンクPocket Wi-Fi】キャリアが提供するポケットWi-Fi

ソフトバンクPocket Wi-Fiは、文字通りソフトバンクの回線を利用するポケットWi-Fiサービスです。
データ容量は50GBで、4Gと5Gの回線を両方使えるのが特徴となっています。
月額料金や端末代金は少々高めですが、契約期間の縛りがなく好きなタイミングに違約金なしで解約可能。
また8日間のお試し期間があるので、試しに使ってみて合わないと感じたら解約と同時に支払った料金をすべて返還してもらえます。
契約期間 | なし |
---|---|
月額料金 | 5,280円 |
事務手数料 | 3,300円 |
端末代金 | 66,240円 |
\ 4Gと5Gの両方が使える /
ソフトバンクPocket Wi-Fi公式サイト
https://www.softbank.jp/mobile/products/data-com/pocket-wifi-5g-a101zt/
【クラウドWiFi東京】気軽に契約できるクラウドタイプのサービス

クラウドWiFi東京は、データ容量20~100GBで契約期間の縛りがないクラウドタイプのポケットWi-Fiです。
3つの料金プランが用意されており、自身の求めるデータ容量に合わせて選択可能です。
- 100GBプラン(月3,718円)
- 50GBプラン(月2,980円)
- 20GBプラン(月2,580円)
8日間のお試し期間があるので、回線速度が遅いなどの問題があればノーコストで別サービスに切り替えましょう。
契約期間 | なし |
---|---|
月額料金 | 2,580~3,718円 |
事務手数料 | 3,300円 |
端末代金 | 無料レンタル |
\ 2,580円~から利用できる /
クラウドWiFi東京公式サイト
https://www.wifi-tokyo-rentalshop.com/cloudwifi/
【hi-ho Let’s WiFi】1日単位で容量制限のあるポケットWi-Fi

hi-ho Let’s WiFiは、データ容量の設定が月単位ではなく1日単位であることが特徴的なクラウドタイプのポケットWi-Fiサービスです。
ライトプランは1日4GBまで、通常プランは1日7GBまでとなっています。
それぞれ30をかけると120GB・210GBとなるので、他のサービスと比べると使える容量は大きいでしょう。
ただし2年契約をしなければならないため、いつでも気軽に解約したい方には合わないかもしれません。
8日以内であれば違約金なしで解約できるので、気軽に利用できるでしょう。
契約期間 | 2年 |
---|---|
月額料金 | 3,828円~ |
事務手数料 | 3,300円 |
端末代金 | 無料プレゼント |
\ 8日以内の解約なら違約金なし! /
hi-ho Let’s WiFi公式サイト
https://hi-ho.jp/course/letswifi/
【UQ WiMAX】WiMAXサービスの本家本元

UQ WiMAXは、WiMAX回線を用いた各種サービスの提供元である会社です。
他のWiMAX系ポケットWi-Fiサービスと区別する意味で「本家」などとも呼ばれています。
WiMAXの技術を握っている本家本元である安心感と、実店舗が存在すること・サポート対応の評価が高いことなどがセールスポイント。
2年間の契約縛りがありますが、契約から4ヶ月後には15,000円のキャッシュバックを受けられます。
近年のWiMAXは容量無制限になっているので、データをたっぷり使いたい方におすすめです。
契約期間 | 2年 |
---|---|
月額料金 | 4,268円 |
事務手数料 | 3,300円 |
端末代金 | 21,780円 |
\ 5分以内の国内通話が無料 /
UQ WiMAX公式サイト
https://www.uqwimax.jp/wimax/
【BIGLOBE WiMAX】契約期間短めのWiMAXサービス

BIGLOBE WiMAXは契約期間が1年と比較的短く、経過したあとはどのタイミングで解約をしても違約金がかからないポケットWi-Fiサービスです。
WiMAX系ポケットWi-Fiの多くは契約期間が2年から3年なのに比べて、解約しやすいことがメリットの一つとなっています。
また契約した翌月に15,000円のキャッシュバックを受けられるので、21,912円の端末代金は実質的に7,000円程度と考えてよいでしょう。
複数のルーターから自分の生活スタイルに合ったものを選べる柔軟さも魅力といえます。
契約期間 | 1年 |
---|---|
月額料金 | 1ヶ月目:1,166円 2~24ヶ月目:3,355円 |
事務手数料 | 3,300円 |
端末代金 | 21,912円 |
\ 口座振替払いにも対応 /
BIGLOBE WiMAX公式サイト
https://join.biglobe.ne.jp/mobile/wimax/5g/
【カシモWiMAX】端末料金無料のWiMAXサービス

カシモWiMAXは、端末料金が実質無料で料金プランがわかりやすくシンプルなWiMAX系ポケットWi-Fiサービスです。
新料金の「縛りなしSAプラン」では、旧料金の最大通信速度2.7Gbpsから最大4.2Gbpsとなり安いだけでなく通信品質も向上しました。
契約プラン | 縛りなしSAプラン |
---|---|
月額料金 | 1ヶ月目:1,408円 2ヶ月目以降:4,818円 |
事務手数料 | 3,300円 |
端末代金 | 実質無料 |
対象機種 | Speed Wi-Fi 5G X12 Speed Wi-Fi HOME 5G L13 ▶機種の詳細を見る |
また、端末は最短当日発送してくれるので、思い立ったタイミングですぐに利用できるのも嬉しいポイントでしょう。
▶カシモWiMAXの公式サイトで新料金プランをチェック
そして「もっと安く抑えたい」という人は、旧端末プランも検討してみましょう。
最大通信速度は、2.7Gbpsですが、新料金プランよりも440円安く利用できて無制限です。
詳細は、以下の通り。
契約プラン | 縛りなしプラン |
---|---|
月額料金 | 1ヶ月目:1,408円 2ヶ月目以降:4,378円 |
事務手数料 | 3,300円 |
端末代金 | 無料 |
対象機種 | Speed Wi-Fi 5G X11 ※在庫がなくなり次第終了 ▶機種の詳細を見る |
旧端末の在庫がなくなり次第「縛りなしプラン」は終了となっているので、興味がある人は在庫状況をチェックしましょう。
\ 在庫がなくなり次第終了! /
カシモWiMAX公式サイト
https://www.ka-shimo.com/wimax
【地球WiFi】海外でも簡単に利用できるポケットWi-Fiサービス

地球WiFiは、1日3GBまでという制限に特徴のあるポケットWi-Fiサービスです。
1日あたりのデータの容量をならし、回線の混雑を避け快適な速度で利用してもらう意図があります。
また地球WiFiの名前通り、世界135の国や地域でも利用できるのがセールスポイントの一つ。
海外旅行の際も、このルーターがあれば快適にインターネットを利用できるでしょう。
契約期間 | 3年 |
---|---|
月額料金 | 3,278円 |
事務手数料 | 3,300円 |
端末代金 | 3年割適用で実質無料 |
\ 世界135の国と地域で利用できる /
地球WiFi公式サイト
https://chikyu-wifi.jp/
おすすめのポケットWi-Fiを条件別に比較
ここでは利用者の利用スタイル別に、どのポケットWi-Fiを選べばよいか以下のような比較検討をします。
自分がポケットWi-Fiに何を求めているのかをよく考えながら、以下の解説をお読みください。
安定的な回線が欲しいなら「ドコモ」か「ソフトバンク」
コストがかかっても安定的な回線が欲しい方は、ドコモかソフトバンクのポケットWi-Fiを利用しましょう。
本記事で紹介しているものとしては、ソフトバンクPocket Wi-Fiがおすすめです。
携帯キャリアが自ら提供しているので、お昼休みなどの混雑時にも回線速度はあまり落ちません。
安定性を重視したい方は、ソフトバンクPocketWi-Fiを検討してみてください。
ポケットWi-Fiを利用する上で速度を優先する方は下記記事も要チェックです。
速度が速いポケットWi-Fiはこちら!
コスパを求めるなら「au」か「WiMAX」
月額料金と回線速度のバランスを重視しコスパよく使いたい方には、auかWiMAXのポケットWi-Fiを使いましょう。
全体的に使い勝手がよくなるよう洗練されているので、特定のこだわりがない方におすすめです。
ただしWiMAXについては、本家本元であるUQ WiMAX意外にもたくさんの会社からサービスが提供されていることに注意してください。
それぞれ契約の縛りやキャンペーンの内容が異なるので、自分に最も適したサービスを選びましょう。
安くて大容量を求めるなら「楽天モバイル」
できるだけ低い料金で大容量データを扱いたいのであれば、楽天モバイルをおすすめします。
データ容量が無制限にもかかわらず月額料金は3,000円程度と、極めて安いサービス内容です。
ただし楽天モバイルの欠点として、回線エリアが狭い・建物の中に電波が届きにくいという接続環境の問題があります。
お住まいのエリアが楽天モバイルの利用圏内に入っているか、事前にチェックしておきましょう。
便利に使いたいなら「クラウドWi-Fi」
総合的に便利に使いたいのであれば、以下の2点の理由からクラウドWi-Fiの使用をおすすめします。
- 3大キャリアの通信回線はどれも使えるので対応エリアが広い
- 多くのサービスは契約年数の縛りがない
クラウドWi-Fiは一つのキャリア回線にこだわらず、その状況において最も適した回線を自動的に選んでくれる仕組みが特徴です。
ソフトバンクが苦手とするエリアである場合には、ドコモの回線を掴んでくれます。
またクラウドタイプのサービスの多くは契約期間の縛りがないので、使いたい時期だけ使っていつでも解約できる使い勝手のよさもメリットでしょう。
5Gを使いたいなら「WiMAX」
2022年10月現在、5G回線を利用できるエリアは全国的に少しずつ広がっています。
この回線をいち早く利用したいのであれば、WiMAX系のサービスを利用するのがおすすめです。
ほとんどが5Gに対応しており、エリア内であれば比較的リーズナブルな価格で好きなだけ利用できます。
5G回線は高速なだけでなく遅延が少ないのもメリットであり、細かいアクセスを連続的に行う場合にもストレスを感じることはないでしょう。
容量無制限を求めるのなら「WiMAX」
容量無制限のサービスを求めるのであれば、WiMAXをおすすめします。
現在WiMAX系ポケットWi-Fiのほとんどは容量無制限となっており、使い放題となっているからです。
少し前までは、WiMAXにも「3日で15GB」のような容量制限がありました。
しかし5Gのサービスを提供するにあたり、容量制限が状況にそぐわなくなってきたため2022年2月をもって上記の制限は撤廃されています。
あまりに大きすぎるデータをやり取りすると、特別な速度制限を受けることがあるので注意してください。
ポケットWi-Fiのおすすめの選び方
ポケットWi-Fiを選ぶ際の基準としては、以下の5つが挙げられます。
どの要素を重視するかによって理想のサービスは異なるので、以下の解説を読んで自分のスタンスをはっきりさせておきましょう。
データ容量
データ容量とはすなわち、月に何GB使えるのかです。
利用者の用途によって、どれくらい容量が必要になるのかはまったく異なります。
例えば自宅の固定回線として使うなら大容量が必要ですが、外出時だけなら容量は少なくても問題ありません。
また動画を視聴するかによっても、必要な容量は変わります。
あらゆるコンテンツの中で、動画視聴は圧倒的にデータ容量が大きいからです。
動画をあまり見ないのであれば、容量を気にする必要はないでしょう。
月額料金
月額料金も選ぶ上で重要なポイントです。
ポケットWi-Fiの月額料金はランニングコストであるため、見た目の金額がわずかであっても1年間積み重ねると大きな差ができます。
2年縛りや3年縛りのポケットWi-Fiを利用するなら、あらかじめ合計金額を計算してから検討すべきでしょう。
またポケットWi-Fiサービスは、さまざまな利用条件によるキャッシュバックや割引が多いのが特徴です。
そのため「実質的にいくらかかるのか」を判断するのが難しいケースもあります。
契約を検討する時は、正確に計算をしてコストを割り出すことが大切です。
通信速度
一定以上の通信速度が保たれているのかも、大切な要素です。
通信業界では、通信速度に関して「ベストエフォート型」が採用されています。
ベストエフォート型とは、セールストークの中に出てくる回線速度はあくまでも「最も状態の良い場合」であって常にその速度が保証されるわけではないというものです。
したがってポケットWi-Fiを選ぶ時は、実際に速度が出る「実測値」を比較検討する必要があります。
数多くのユーザーが自分の回線状況を報告している「みんなのネット回線速度」などのサービスを利用して、安定的に高速通信ができるサービスを探しましょう。
契約期間
ポケットWi-Fiには、契約期間に定めのないものや2・3年契約をしなければならないものもあります。
前者のサービスはいつでも簡単に契約解除できますが、後者のサービスは契約期間内に解約すると違約金が発生するのがデメリットです。
一方で全体的には後者のほうが月額料金が安いため、どちらが適しているかは利用者の使い方次第でしょう。
「引っ越し直後のわずかな間だけ利用したい」と短期での利用を考えている場合は、通常のポケットWi-FiではなくレンタルWi-Fiサービスをおすすめします。
レンタルWi-Fiサービスは1日単位で借りられるため柔軟に利用できますよ。
対応エリア
ポケットWi-Fiは日本全国どこでも利用できるイメージがありますが、実際には通信できない・あるいは通信しにくいエリアも存在します。
ポケットWi-Fiは無線通信のため、電波が届かない場所では通信できなかったり極端に速度が遅くなります。
携帯電話における「圏外」と同じ理屈です。
ポケットWi-Fiを選ぶ時は、自分の住んでいるエリアが対象に入っているか事前にチェックすることが重要です。
また海外で使う予定がある場合は、海外オプションが用意されているかも確かめてください。
そもそもポケットWi-Fiとは持ち運び可能な「Wi-Fi」
ポケットWi-Fi(モバイルWi-Fi)とは、バッテリー充電形式で持ち運び可能な小型のWi-Fiルーターのこと。
「モバイルWi-Fiルーター」または「モバイルルーター」などとも呼ばれます。
下記のポケットWi-Fiの基本情報を、チェックしましょう。
ちなみに「ポケットWi-Fi」はソフトバンクの登録商標です。
しかし現在では外部に持ち出せる小型のWi-Fiルーター全般がポケットWi-Fiと呼ばれています。
ポケットWi-Fiの仕組み

ポケットWi-Fiの仕組みは、基本的にスマホのテザリング機能とまったく同じです。
基地局から飛んでくる電波を拾い、Wi-Fi規格にもとづいてスマホやパソコンなどのデバイスをインターネットと接続します。
スマホの回線契約で与えられた容量を減らさずにインターネットにアクセスできるので、いわゆる「ギガが減る」に困っている方にはぴったりのサービスです。
ただしサービスによっては利用場所で電波環境が異なるため、どんな場所でも必ず快適にインターネット利用できるわけではありません。
どのキャリアの基地局を使うのかは、各ポケットWi-Fiサービスによって異なります。
ポケットWi-Fiの種類
ポケットWi-Fiは、回線の種類によって以下のように分類できます。
- キャリア回線を使うポケットWi-Fi
ー大手携帯キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天)が所有する回線サービス - MVNO回線を使うポケットWi-Fi
ー携帯キャリア以外の企業が携帯キャリアの回線を借りているサービス
キャリア回線を使う場合はほとんどの場所で安定した通信速度を維持できる反面、若干コストが高いです。
対してMVNOを使うポケットWi-Fiは、限定された帯域に多くのユーザーが集まります。
お昼休みなどの混雑時には回線速度が遅くなる欠点があるでしょう。
他に複数のキャリア回線から一つを選択して接続するクラウドWi-Fiもあります。
その時々で最も通信環境の良いキャリアの回線を利用できるので使い勝手がよく人気が高いです。
各種wifiの種類を、この際に理解しておきましょう。
ポケットWi-FiとWiMAXの違い
WiMAXは一言で説明するのであれば、ポケットWi-Fiの一つの形態です。
WiMAXのシステムを提供しているのはUQコミュニケーションズですが、このシステムを利用しているポケットWi-Fiサービスのことを総じてWiMAXと呼びます。
かつてのWiMAXは通信容量の制限などが厳しい傾向にありましたが、現在では基本的に容量無制限でインターネットを利用可能です。
ただし契約において2年縛りや3年縛りを実施しているサービスが多く、短期間だけ利用したい方にとってはネックになります。
一部のポケットWi-FiではWiMAXを使用していないので、混同しないように注意しましょう。
WiMAXの利用を検討している方は下記の記事をご覧ください。
おすすめのWiMAXはこちら!
ポケットWi-Fiを利用するメリット
ポケットWi-Fiのメリットとしては、主に以下の4つが挙げられます。
いずれもポケットWi-Fiを特徴づける大きな要素なので、しっかり把握しておきましょう。
工事が不要のためすぐに始められる
ポケットWi-Fiを利用する際に工事の類は一切必要なく、端末が届けばすぐに利用できます。
光回線を利用する場合には、多かれ少なかれ工事が必要です。
予約が混んでいて工事の予約が先になることもあり、工事当日には何時間か立ち会う必要もあります。
ポケットWi-Fiは、利用時に手間がかからない点がメリットといえるでしょう。
設定不要で電源を入れたらすぐに使える

ポケットWi-Fiはルーターの設定も必要ありません。
回線の場合は工事が終わったあとにルーターの設置や設定が必要ですが、ポケットWi-Fiであれば自宅に届けられたルーターの電源を入れるだけで使えます。
ポケットWi-Fiは「手軽さ」に力をいれており、初心者でも安心して利用できるでしょう。
外出先にも気軽に持ち歩ける
ポケットWi-Fiのルーターは文字通りポケットサイズのため、気軽に外に持ち出せるメリットがあります。
光回線は高速で安定していますが、使えるのは自宅のみでありそれを外に持ち出すことは一切できません。
ポケットWi-Fiであれば、自宅で固定回線代わりに利用できるのと同時に外出先で携帯電話の通信回線容量を節約する目的でも利用できます。
容量無制限のポケットWi-Fiサービスを契約しておけば、外出先でもデータ容量を一切気にせず好きなだけ動画を視聴可能です。
比較的料金が安い
容量が無制限であったり自宅でも外出先でも使えたりと利便性の高いポケットWi-Fiですが、価格はそれほど高くありません。
以下は、ポケットWi-Fi・ホームルーター・光回線の月額料金相場です。
wifiの種類 | 月額料金の相場 |
ポケットWi-Fi | 2,000円~4,000円 |
ホームルーター | 4,000円~5,000円 |
光回線 | 4,200円~5,500円 |
比較的リーズナブルな料金で便利に利用できるので、初心者にも安心しておすすめできます。
ほぼすべてのポケットWi-Fiサービスが定額制であるため、使いすぎた月であっても高額な料金を請求される心配はないでしょう。
ポケットWi-Fiを利用するデメリット
ポケットWi-Fiのデメリットとしては、以下の4つが挙げられます。
ポケットWi-Fiを契約する前に、デメリットについても把握しておきましょう。
場所によっては電波が悪くなったり圏外になる
ポケットWi-Fiは無線を使ってインターネットに接続するため、スマホと同じく場所によっては回線状況が著しく悪くなります。
速度が遅くなるだけでなく、場合によってはアクセスできなくなる可能性もあるでしょう。
自宅で固定回線代わりに利用しようとしている場合、回線状況が悪いと目も当てられません。
公式サイトの対応エリア情報や口コミサイトなどを利用して、できる限り事前にチェックすることが大切です。
ただし多くのサービスでは契約して数日以内であれば解約の際に全額返金してもらえるので、お金を無駄にする心配はないでしょう。
回線速度が遅いためオンラインゲームには不向き
ポケットWi-Fiは、基本的に光回線と比べると速度がそれほど速いとはいえません。
高速なデータのやり取りを必要とするオンラインゲームや動画配信、株やFXの取引はポケットWi-Fiにとっては苦手分野です。
もしそれらの利用をメインに考えている方は、ポケットWi-Fiではなく光回線の契約をおすすめします。
データ容量に上限があるため完全な使い放題ではない
サービスによりますが、ポケットWi-Fiの中にはデータ容量に上限が設けられているものが少なくありません。
セールストークとしてデータ容量無制限をアピールしていても、実際に大量のデータをやり取りすると翌日から速度制限がかかってしまう可能性もあります。
光回線の場合は完全使い放題なので、データ上限を気にする必要はないでしょう。
大量のデータやり取りが想定され場合は、光回線の利用も検討してみてください。
大人数で使うには向いていない
ポケットWi-Fiのルーターは一度に大量の接続向きには作られていないので、大人数で使う場合にはあまり向いていません。
多くのポケットWi-Fiサービスにおいては、最大同時接続数が5人あるいは10人といった制限がついています。
光回線に接続したルーターは、サービスにもよりますが30人や40人の同時接続が可能なものも数多いです。
もし一つのルーターに対してたくさんの人間が同時接続することが前提の場合、ポケットWi-Fiではなく光回線を選んでおきましょう。
ポケットWi-Fiがおすすめな人

ポケットWi-Fiがおすすめなのは、以下のような条件に当てはまる場合です。
- 一人暮らしの人
- 短期間だけWi-Fiを必要とする人
- Wi-Fi環境を手先に持ち運びたい人
- 小さな端末が欲しい人
- 回線工事などが面倒な人
これらを簡単にまとめると、「小規模で持ち運びできて簡単に利用できることを望む人」となります。
上記の条件に当てはまる方は、本記事で紹介したポケットWi-Fiに申し込んでみましょう。
ポケットWi-Fiがおすすめではない人

ポケットWi-Fiがおすすめではない人の条件として、以下の2つが挙げられます。
- 大人数でWi-Fiを使いたい人
- オンラインゲームや動画の配信をしたい人
一言でまとめるのであれば、「データ通信量やアクセス数が多くなりそうな人」となります。
これらが目的の場合はポケットWi-Fiが適切とはいえないので、最初から光回線を検討するのがおすすめです。
下記の記事ではおすすめの光回線をまとめています。
おすすめの光回線はこちら!
おすすめのポケットWi-Fiを有効活用して生活を便利にしよう
ポケットWi-Fiは、誰でも気軽に利用できるWi-Fiサービスです。
昔と比べて質も向上しており、リーズナブルな料金でより便利な使い方ができるように進化しています。
容量無制限のものや契約の縛りがないものもあり、利用者が求めるものに幅広く応えようと各業者がキャンペーンなどに積極的な姿勢です。
本記事を参考にして、ぜひあなたにぴったりのポケットWi-Fiサービスを探してみてください。